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作る楽しみを広げる場

株式会社ホームセンター チーフマーチャンダイザー 齊藤 佑紀 さん(33)
株式会社ホームセンター 代表取締役 齊藤 健吾 さん(37)
KITENE ストアマネージャー 齊藤 伸吾 さん(35)

DIYでつながる 地域と絆

 近頃シニア世代にも人気のDIY。Do it yourselfの略で自分で作ったり修繕したりすることを言い、家具だけではなくプランターや室内用の組立式の鉄棒などさまざまなものを作り楽しんでいる人が多いようです。肴町ホームセンター2階のDIYスペース「KITENE」は代表の齊藤健吾さんを始めとする、伸吾さんと佑紀さんの三兄弟で運営しており、肴町の活性化のため日々奮闘しています。三人は盛岡市南大通りの出身で両親や親族がホームセンターを経営していたため小さい頃はよく遊びに来ていたそう。「当時の肴町はメインストリートな感じで、おもちゃやさんなど子どもが遊ぶところが多かったです」と健吾さん。肴町はみんなの遊び場だったと懐かしみます。

KITENEでは工具の持込みが可能で使い方がわからないときは丁寧に教えてくれます。岩手県産の木材を扱っており、用途に合わせ木材のアドバイスもしてくれます

 多くの人が行き交い賑わいをみせていた肴町アーケードも近年は閉店する店が相次ぎ人の行き来もまばらでした。千葉県で営業の仕事をしていた健吾さんは9年ほど前に帰郷しホームセンターの仕事をしながら青年部に所属。「人の滞留が生まれるとその場所が活性化すると本にあって、来た人に座りながら交流してもらおうとベンチを置くことになりました」と肴町のため地域課題に取り組んでいました。普通のベンチではつまらないからオリジナルベンチをホームセンターで作ろうという話が持ち上がり、青年部のメンバー数人で工具を置いたりラックや作業台を作って設置したりと日用雑貨の売場だった一角が作業スペースとして徐々に広がっていき、いつの間にか学校の工作室のように。売場よりもみんなに使ってもらえる場所にしたいと思った健吾さんは県外にいた伸吾さんを呼び、少し前からホームセンターを手伝っていた佑紀さんと共に“ここなら何でもできる”と思い、来てもらいたいとDIY工作室「KITENE」として本格的に始動。三人とも大工経験はありませんでしたが、こういうものを作りたい、こんな工具を使いたいというお客さんの声に答え工具を導入したりアドバイスできるように自ら作り学んでいき、今では誰でも気軽に来てDIYを楽しめる笑顔が耐えない場所になりました。

自分でやれる おもしろさ

 KITENEは今年9月でオープン3年目を迎え、幅広い世代が訪れDIYを楽しんでいます。こういうものが欲しいと作り始めるのも良いですが、ゼロから作るだけが醍醐味ではありません。「自分が使っていた木の椅子を孫にプレゼントしたいという方もいました。貼られたシールを剥がし好みにリメイクして親子三代で愛用しているそうです」と伸吾さん。リメイクや生活環境に合わせ家具の足を切るなどもDIYのひとつ。自分でやるからこそカスタマイズもでき愛着も湧くと言います。

DIYで築けるもの

 さまざまな楽しみ方があるDIY。どうやればいいかわからない、工具を使うのが怖いと始めるのをためらう方も多いのではないでしょうか。「作るぞという気合があれば始められます。作りたいものがなければ基本的な工具で簡単に作れるプランターや踏み台がおすすめです。昔に比べ使いやすい工具が増えてきているので、だんだんに工具が扱えるようになれば大体のものが作れます」と伸吾さんの心強いアドバイス。「誰かのために作ったほうが上手く作れる。こうしたら使いやすいのではと考えて作り続けると良いものができると思います」と健吾さん。使う相手を思いながら作れば次はこうしてみよう、今度はこれを作ってあげたいと意欲が湧いてきます。生活や心も充実させるDIY、ぜひ始めてみませんか。

KITENE (肴町ホームセンター2F)

住所 / 岩手県盛岡市肴町7-24
TEL / 019-623-6311 
営業時間 / 9:30〜18:00
駐車場 / 店舗横と裏に十数台分完備 

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