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犬が幸せに暮らせる場所を

動物とともに40年-

わんわんらいふ 代表  北條清一さん(63)

 地元岩手で長年にわたって動物に携わり、日々ペットの命と真剣に向き合っている人がいます。紫波町にあるペットショップ「わんわんらいふ」代表の北條清一さんです。

 北條さんは岩手県紫波町の出身。高校時代から建築を学び関東の会社に就職しました。半年が過ぎた頃、知り合いの繋がりから造船関連の会社に声がかかり名古屋へ。まだ19という年にも関わらずまとめ役を任せられることになりました。年齢も経験も上の人たちが多い中、とにかく人の倍働くことで務めを果たしてきたといいます。

 努力と運が味方した結果の経験でしたが、その後数年して実家にいる父親の体調が悪くなり岩手に戻ることに。再び建築関係の会社に就職するものの、きっぱりとした性格の北條さんは「ここは自分の考え方と方針が合わない」と感じ入社後2日で退社したそう。しかし、これが運命の出会いへと導きました。仕事を探していた時にたまたまペットショップのスタッフ募集の広告を見かけたのです。実は昔から動物が大好きで、子供の頃は犬に始まりハトやツバメ、さらには野生のトンビまで飼育していた北條さん。それでも当初は1年勤められればという軽い気持ちだったといいます。しかし、いざ始めてみると仕事に対してストレスが一切ありません。頭をよぎったのは中学時代の先生に言われた「北條君は商売が向いているんじゃないか」という言葉。以来、40年以上動物に携わる道を歩むことになりました。

 県内に数店舗あるペットショップにて20年以上勤めた北條さんは、現在独立し自宅の前にドッグランなども備えた犬専門のペットショップを営んでいます。「もし犬たちがお客さんのもとに渡らなくても、幸せに暮らせるような場所を作りたい。」この思いで、51歳の時「わんわんらいふ」を立ち上げました。長年経験してきた現場の目線で作ったお店です。「生き物を扱うからには気持ちが伝わらなきゃいけない。古い形かもしれないけれど、正直な商売がしたい。」これが命に携わる北條さんの覚悟です。

 毎朝、犬たちの顔色を一匹ずつ確認するのが日課の北條さん。環境を整え日々向き合うことで、犬たちの健康管理を気遣います。犬のことを知り尽くした北條さんは、これからも自分の子供を送り出すかのように犬たちと新たな家族の縁を繋いでいきます。

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