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脳卒中に影響を与える疾患①

高血圧の原因・危険因子について

 今回は国民の高血圧者数について述べていきたいと思います。  今まで述べてきているように高血圧は我が国で多く認められる疾患です。日本人の高血圧の患者さんは、高血圧治療ガイドライン2014によるとおよそ4300万人と予想されています。  代表的な生活習慣病(成人病)のひとつとなっています。食生活の欧米化や高齢化社会となったことから患者さんは増加する一方です。国民病と言っても過言ではありません。少し古いデータになりますが、前回2000年の第5次循環器疾患基礎調査によると、30歳以上の男性の51.7%、女性の39.7%が高血圧(最高血圧140㎜Hg 以上または最低血圧 90㎜Hg 以上)に該当し、ともに高年齢者層ほど高血圧の人の割合が多くなることがわかりました。また、男性の 28.2%、女性の 23.6%が肥満(BMI※25以上)に該当するといった結果が得られました。『高血圧とは』の回で記載しましたように、高血圧は心血管病の主たる危険因子であり、生命予後に大きな影響を与えることが明らかになっています。次回には高血圧の原因・危険因子について述べることと致します。 ※BMI=Body mass index(ボティー・マス・インデックス)の略で、肥満や低体重(やせ)の判定に用いられる数値です。BMIは、体重 (㎏) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m) によって算出します。25以上は肥満、18.5 未満はやせと判定されます。BMI22程度が理想です。

(岩手医科大学医師会)

岩手医科大学HP

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