開催:10/19(土)〜12/22(日)
9時半~18時( 入館は17時半まで)
惜しまれつつも、今年101歳の生涯を閉じた、東京出身の染色家、柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)(1922-2024)。型染の第一人者であり、自由でユーモラスな形態と、美しい色彩が心地よく調和したその作品は生命力にあふれ、見る人を惹きつけてやみません。戦後、職を得た大原美術館で、柳宗悦(やなぎ・むねよし)らによる民藝運動に出会い、芹沢銈介(せりざわ・けいすけ)のもとで染色家としての道を歩みはじめた柚木は、1990年代以降は、染色作品を主軸にしながらも、版画やコラージュ、絵本、立体作品など、ジャンルの垣根を超え、その創作世界を大きくそしてより豊かに広げました。本展では、作家の長年にわたる多彩な活動を概観するとともに、初公開となる柚木の最晩年の仕事もご紹介します。
会場 | 岩手県立美術館 (盛岡市本宮字松幅12-3) |
観覧料 | 一般 1,200円、高校生・学生 700円、小学生・中学生 500円 |
休館日 | 月曜日(11/4は開館)、11/5 |
問合せ | ︎TEL 019-658-1711(岩手県立美術館) |