雪かきで腰を痛めないために

雪かきで腰を痛めないために

ゆるのび体操
健康笑顔を作る ゆるのび体操
日本コンディショニング協会認定インストラクター 中田ゆきえ先生

 雪かきが必要な季節になりました。雪かきは同じ動作の繰り返しで、体を痛める原因になります。そうならないために、ご紹介する運動を雪かきの前後に行ってみましょう。雪かき前だと準備運動に、雪かき後には頑張った筋肉を元に戻す効果が期待できます。

【腰椎リセット】

【モニタリングA】

 仰向けに寝て、腰が浮いていないか、床との隙間がどのくらいあるのか、左右差がないか確認しましょう。

【フォーム】

 座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。

【やり方】

  1. 仰向けで膝を立て脚を揃えます。首後ろには隙間が埋まるサイズに丸めたタオルを入れます。
  2. 立てた膝を骨盤ほどの幅に小さく左右に揺らします。
  3. 膝をおなかの前まで持ち上げ、手を添えます。膝裏に手を挟んでも良いです。そのままおなかの方に小さくトントンとひき寄せます。 左右の膝を一緒に引き寄せたり、左右交互に寄せたりします。
  4. ②と③を繰り返します。
腰椎リセット やり方①
腰椎リセット やり方②
腰椎リセット やり方③

【ポイント】

 モニタリングAと同じようにしてみましょう。さする前より大きく動いていたらさすった効果です。

【モニタリングB】

 仰向けで首下のタオルを取ります。脚を伸ばして寝たら、腰浮きを確認し、腰が床にベッタリ付く感じがします。

【運動の効果】

  • 腰痛の改善や予防
  • 腰浮きの改善

日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。

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