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微妙な表面を仕上げる

県内初のカーリング専用リンクを備えた「盛岡市アイスリンク」で、氷上のコンディションを決める重要な役割を担うアイスメーカーの阿部義行さん。
生まれは盛岡市清水町。カーリングとの出会いは、平成10年頃のこと。県職員として二戸に勤務していた当時、振興局の大会でカーリングを体験したのがきっかけでした。「実は、そこから6年くらいはカーリングとは無縁でしたが、盛岡のアイスアリーナで体育協会主催のカーリング教室に参加してからハマってしまいました。以来12年」と照れ笑い。
自身も去年まではシニア大会に参加していたそうで、2011年の「日本シニアカーリング選手権」ではチーム岩手として参加し、みごと優勝を果たした経験も。現在、盛岡市アイスリンクにはレベル2のアイスメーカーは阿部さんただ一人のため、所属するカーリングチームの練習はちょっとご無沙汰の様子。  カーリングリンクは、スケートリンクと異なり、平面に見えて実は全面に細かな氷の粒(ぺブル)があり、これがストーンの滑りやすさや曲がり方などを左右し、試合を面白くしています。ジョウロのような器具を背負い、氷上にお湯をまいてこの氷の粒を作っていく阿部さん。気温、湿度、人の数などいろんな条件を考慮しながら、ジョウロの穴の大きさを変え、湯の温度や量、まき歩く速さなど、微妙な調整をしながらリンクを丁寧に整備していきます。  「氷作りは、見た目よりも大変難しいものなのですが、最近、ようやく自分の思った通り作れるようになってきたのが嬉しいですね。でも、上級レベルまではまだまだ。ベテランがみると上手い下手が一目瞭然。このリンクのアイスメーカーを育てなきゃならないと思いますね。それに加えて、カーリングの底辺ももっと広げていきたいです」と言う阿部さん。
自らを〝熱しやすく冷めやすい性格〟と分析する阿部さんも続けているカーリング。「魅力は、最後の一投まで勝負の行方がわからないところ。そこが面白い競技。一見難しそうですが、指導者の言うとおりにやれば大丈夫。身体が硬くても、体型、体力、年齢にかかわらずできるので、シニアにも十分楽しめるスポーツです」。国内では80歳を超える現役選手もいるとか。「これからは、私自身ももっとカーリング楽しんでいこうと思っています。最低でも75歳まではカーリングを続けていきたいですしね」。


氷の粒作りはアイスメーカーの腕の見せどころ、ストーンの曲がりや摩擦に大きく影響を与えるカーリングシート(氷上)

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