腸内環境を整える食材として注目の納豆。スーパーなどの食品売り場では定番食品として不動の地位を確立し、普段の食事に欠かせないシニア世代が多いようです。復刻版『盛岡納豆』を発売している大内商店(花巻市)では「血液をサラサラにする効果が期待できるということが知られ、消費は増加」といいます。
そんな納豆ですが、さてシニアはどんな食べ方をするのでしょうか。盛岡市内のシニア50人に聞いてみました。なんと9割は毎日食べており、うち7割は夜に。ネギを入れかき混ぜてご飯にかける方が3分の1で、3分の2の方はいろんな具材を加えた食べ方をしていました。「納豆にネギ、かつお節、そしてのりやちりめんじゃこ、おひたしなどを入れ、ご飯にぶっかけ、かきこみます。昼に納豆チャーハンを作ることも」伊藤文明さん(70)、「毎日朝に食べますが、最近は、夜も食べており、腸内がすっきり。体調を支える縁の下の力持ち」佐々木章さん(72)、「その日の気分で大根おろし・キムチ・メカブ・オクラ・シラス・ほうれん草など加えます。ぽん酢をたらすことも」香森由美子さん(68)、「乾燥した納豆に、ヒジキを加えて、おにぎりのようにして」畠山安子さん(85)など多彩。いろんな納豆ご飯があるんですね。