県内各地で令和のまち づくりが行われています。中でも、藩政時代から続く盛岡市の肴町や紺屋町の中津川周辺の河南地区ゾーンでは、次々新たな動きが出ています。ホテルやジャズバーが入ったバスセンターのリニューアルに続き、Nanak(ななっく)跡地には新たな商業施設monaka(モナカ)がこの夏オープン予定。肴町の核店舗として街の活性化が期待されています。97年の歴史を刻む盛岡信用金庫本店や、岩手銀行赤レンガ館やもりおか啄木・賢治青春館を含めた歴史的建造物群のエリアとしてさらに注目されそうです。
紺屋町には、カフェとしてリニューアルした紺屋町番屋。モダンな建物の焼肉レストランや雑貨店など新たなショップもオープンし、シニアや観光客のまち歩きが増加しています。このゾーンには10階以上のマンションが数棟建設される予定です。既に着工している物件もあり、新旧の建物が混在する新たな景観が生まれそうです。国交省道路局企画課評価室企画専門官の髙濱康亘さん(元盛岡市都市整備部長)は、「さらににぎわいがあり魅力ある歩行空間が広がりそうです。ゆっくり歩くのに、適しています」と岩手銀行赤レンガ館前で話していました。タウンウオッチングしながらの街歩きいかがですか。