歩き続けると股関節の詰まり感や痛みが起こりませんか。歩くと、股関節を屈曲させる筋肉がたくさん働きます。その結果、使いすぎた筋肉が硬くなり不調につながり、そして裏には使えていない筋肉があるのです。今回のトレーニングでは使えていない筋肉を意識しましょう。
【ヒップエクステンション】
【モニタリングA】
脚を伸ばして座りましょう。膝裏やもも裏は床につきますか。浮きがある場合はどのくらい浮いているか確認しましょう。おしりのつき具合や座っている時の感覚も確認しましょう。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
- うつ伏せになり、おへそ部分に丸めたタオルをあてます。ももの付け根が浮いたり、脚を動かすとおしりが左右に揺れる方はももの付け根にも丸めたタオルを入れましょう。
- 両手はおでこの下におき、まずは呼吸を整え、姿勢を安定させます。
- つま先を立て、膝をぐっと伸ばします。そのまま、床からつま先を数センチ持ち上げ、リズミカルに脚を上下させます。10〜30回くらい行ってみましょう。

【ポイント】
モニタリングAと同じようにしてみましょう。さする前より大きく動いていたらさすった効果です。
【モニタリングB】
運動前と比べて、膝裏ともも裏と床とのすき間が小さくなった、床につくようになったり、座りやすくなっていれば効果が出たサインです。
【運動の効果】
- 歩行時、膝が伸び、歩きやすくなります。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。