皆さんは自分の後ろ姿を見たことがありますか。人の背中を見て、随分丸いなと思っているあなたの背中も実は…。原因は、生活の中で、下を向く機会や腕を前で動かす機会が多いからです。使えていない筋肉に注目して整えることで姿勢は改善しますよ。
【ショルダーローテーション】
【モニタリングA】
仰向けに寝て、肩甲骨が左右ともベッタリ床に付いているか、左右どちらかや端の方が浮いている感じがないか確認しましょう。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
仰向けになり、首の後ろに丸めたタオルをあてます。首周りに力みがなければタオルなしでもOKです。
腕を体の横に寄せ、手のひらを上向きにしてから肘を上方向に90度曲げます。
親指が床に近づくように肘から先を横に倒します。
②と③の体勢を交互に10〜30回くらい行ってみましょう。



【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
肩甲骨が床にベッタリ着いた感じがあり、左右差がなくなっていれば効果が出ているサインです。
【運動の効果】
- 背中の丸まりが解消し、肩周りのコリが改善されます。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。