先月号のトレーニングを実践してみましたか。胸が開き姿勢が改善されたと感じている方もいらっしゃるかもしれません。背中の丸まりを改善するためには、普段使えていない背面の筋肉をトレーニングすることが大切です。
今回は、立位で行えるトレーニングを紹介します。
【ショルダーコンポジット】
【モニタリングA】
体の真横に腕がありますか。そして、 手の甲はどこを向いていますか。体から腕が離れていないか確認しましょう。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
足を揃えて立ち、つま先を45度くらい開きましょう。鼻筋・おへそ・脚の間が中心に一直線になるのを意識します。
- 腕を外側に回し、後ろに引いて、肩甲骨を下げます。手首を立て、手のひらが下を向くようにします。
- 軽く顎を上げて首を長く伸ばすようにして保ちます。脇を閉じる意識で、腕を動かしましょう。閉じる時に息を吐くのがポイントです。
- 10~30回くらい行ってみましょう。肩甲骨の間が寄るように動いていると良いです。


【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
腕が体の真横にピッタリとついた感覚があれば効果が出ているサインです。
【運動の効果】
- 背中の丸まりが解消し、肩周りのコリが改善されます。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。