「背中の丸まりを改善①・②」のトレーニングを実践してみましたか。背中の丸まりの原因に首の使い方が関係していることもあります。私たちは、パソコンやスマホなど下を向く機会が多く、首を前方に傾けるので首の後ろ側の筋肉が使えていなくて硬くなっています。
改善するためには、普段使えていない首の筋肉後ろ側をトレーニングすることが大切です。
【ネックエクステンション】
【モニタリングA】
横からみて肩先と耳の穴は同じ位置にあるか確認してみましょう。耳の穴が前になっていませんか。※横から写真を撮ると分かりやすいかもしれません。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
椅子に座り脚を揃えましょう。鼻筋・おへそ・脚の間が一直線、まん中を意識します。
首の後ろを手で包み、反対の手は顎を下から支えます。手で押し上げて軽く顎を上げていきます。首の前が長くなるイメージです。
首の後ろの手の中で筋肉が動いている様子を確認しましょう。
顎をあげる時に息を吐くのがポイントです。10~30回くらい行ってみましょう。

【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
耳の穴の位置が肩の真上になっていたら整ったサインです。
【運動の効果】
- 首が長くなり、背中の上部の丸まりが解消し、肩周りのコリが改善されます。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。