相続と聞いてよく耳にするのが不動産や預貯金、生命保険などの手続きですが、意外と手間取るのが「車」。所有者が亡くなると新たな所有者を決めて名義変更などの手続きをする必要があり、所有者が亡くなってから 15日以内に手続きをしなくてはいけません。

　相続手続きなどで家族に負担をかけないために、高齢ドライバーの方々には早めに運転免許証の自主返納、所有する自動車について考えて頂きたいと話すのは三陸パーツセンター代表の沼崎さん。最近は返納者への支援も手厚くなってきていると話します。免許返納時に渡される「運転経歴証明書」を提示するとタクシーや公共交通機関利用の補助をしてくれる自治体や特別サービスを実施している企業もありますので、運転に少しでも不安がある方は自主返納を考えてみてもいいかもしれません。もし乗らずにいた車を放置し家族に残してしまうと、家族は相続の協議をし、廃車もしくは名義変更手続きのため何度も陸運局に足を運ぶことになります。免許を返納するとなるといろいろ不安になってしまいますが、これからのことを考え、価値のあるうちに車を手放し運転免許証を返納することは家族の安心にもつながります。

　そんなシニア世代を応援したいと三陸パーツセンターでは運転免許自主返納のサポートを実施。運転経歴証明書を提示すると普通自動車をプラス五千円、軽自動車をプラス三千円上乗せして買い取ってくれます。岩手県内どこでも無料で引き取りに来てくれて、査定や手間のかかる廃車手続きも無料。査定や買取依頼はリニューアルされたサイトから簡単にできるようになりましたので気軽に申し込めます。買い取られた自動車は中古車として、また廃車は解体処理され、使用可能部分をリサイクルパーツ部品として生まれ変わらせます。残った部品は資源となり、地球環境に配慮され思い出の車が再び有効活用されていきます。

　長年乗ってきた愛車を手放すのは決断しにくいものですが、将来の自分と家族のため、三陸パーツセンターに愛車の未来を託してみませんか。