● デジタル遺品にはどんなものがあるの?
〈デジタル遺品の例〉
- 写真や動画データ
- 電子マネー
- ネット銀行口座
- デジタル金融商品
- SNSなどのアカウント
- サブスクリプション契約
スマートフォンやネット上に残された、物としての形がない遺品が 「デジタル遺品」に該当します。
● デジタル遺品を放っておくとどうなるの?
故人のスマホのロックが解除できません
故人の知人に連絡を取りたいなど、スマホのロックを解除したい時にパスワードが分からないと、必要な情報にアクセスできません。
決済アプリに高額の残高が残っています
キャッシュレス決済アプリに残高があっても、遺族がアプリにログインできないとそのまま放置することになってしまいます。
有料サービスの解約手続きができません
音楽や動画配信などのサービスを自動引き落としで利用していた場合、管理画面にログインして解約手続きをしないと引き落としが続いてしまいます。
放置したままだと、家族がトラブルにあうかもしれません。
トラブルにあわないために デジタル終活をしておこう
【1】利用しているインターネットサービスの 一覧を作っておこう
デジタル終活として、利用しているインターネットサービスの一覧をノートなどに記しておきましょう。
【2】スマートフォンのパスワードやログイン情報を残しておこう
スマートフォンの解除パスワードや、インターネットサービスのログイン情報を家族に分かる形で残しましょう。
1.名刺サイズの紙に情報を書く
名刺サイズの紙にログイン情報などを記入しましょう。
2.パスワードの上から修正テープを貼る
人に見られたくない箇所には、上から修正テープを貼りま しょう。後からコインなどで削って確認することができます。
3.通帳や財布などに挟んでおく
遺族が調べる可能性が高い場所にしまっておけばもしものときに見つけてもらいやすくなります。
家族のために普段から話し合い
情報を共有しておくことが大切です