医療・福祉の充実のために

医療・福祉の充実のために
一般社団法人 岩手県医師会
会長
本間 博 氏
岩手県医師会は、岩手県・岩手医科大学・郡市医師会との連携のもと、県内全域の医療課題を把握・共有し、問題解決に向けて取り組んでいます。
昨年は大船渡市で大規模林野火災が発生し、平成以降で国内最大の消失面積約2900haにも及びました。
地震大国と呼ばれる日本では、今後、想定される大規模地震などの発生も懸念され、災害時の医療支援活動を充実させるためJMAT岩手の構築に向け、「研修会の実施」、「人材の育成に向けた体制の整備」、「災害発生時の医療活動訓練」など体制を整備し災害時の医療支援体制の構築に取り組んで参ります。
また、新型コロナウイルス感染症のような新興感染症がいつ発生するかわかりません。今後もさらなる医療体制の強化に努め、流行期にあるインフルエンザなど感染防止対策に取り組む所存です。
そして「医師の偏在」、「医療機関の経営難」など、本県が抱える医療課題を明確にし、現場の医師の声を国に届け、早期解決に向けた活動も継続して参ります。
読者の皆様へ一言
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