元日経記者 農と雑穀の本

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MORIOKA生活文化研究室 大森ふじおさん

 盛岡市在住のフリーライター大谷洋樹さん(65)は、盛岡に住み始めて20年。以前は東京に住んでおり、日経(日本経済新聞社)の経済記者をしていたと言います。証券部を振り出しに、日経トレンディ副編集長、盛岡支局長などを経て、40代でフリーの道に。日経時代は、経営戦略や企業財務などを基に、最前線の経済記事を執筆されていたそうです。フリーになってからは、盛岡を拠点に岩手の農林業や伝統食に深い関心を寄せて取材をしてきました。

 そして、つい最近「北上山地の雑穀聞き書―いざという時の命の糧―持続可能な食と農の未来」(幻冬舎メディアコンサルティング発行)を上梓。岩泉や軽米などの農山村に暮らしてきた70代から90代のシニア12人の働く現場に足しげく通い、昔ながらの地場の農法や時間と手間をかけた伝統的な雑穀文化などを丁寧に聞き書きして、本にまとめました。

 ヒエやドングリなどを生きる糧として、生き抜いてきた人々の土の自然力を生かした二年三毛作、雑穀の無駄のない活用、健康な土づくり、おいしく食べるための調理のコツなど自然と密接な農と暮らし方などがつづられ、緊急事態にも必要な生きる知恵が満載です。「岩手に来る前の人生があってこそ、学びを感じることがありました」と大谷さん。ネット時代の中でナチュラル志向が一層高まっている今、縄文にもつながる北上山地の知恵から学ぶこと、たくさんありそうです。 

盛岡市在住 フリーライター大谷洋樹さん(65) 北上山地の雑穀聞き書―いざという時の命の糧―持続可能な食と農の未来(幻冬舎メディアコンサルティング発行)上梓
元日経記者の大谷洋樹さん

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