開業40周年を迎えた三陸鉄道に乗り、ぶらシニアの旅に。盛駅でバスに乗り換え、無人の大船渡駅でぶらりと降りてみました。目の前には大きな施設、防災・観光・交流のおおふなぽーと(大船渡市防災観光交流センター)。中に入ると、目に飛び込んできたのは、佐々木朗希投手の大きな写真。大船渡のスーパースターは次の大リーガー候補、市民の大きな期待を感じました。
センター内には観光パンプレットのほか何とシニアズも。事務所の方に声をかけると大船渡市観光物産協会の佐藤敬生事務局次長が対応。「オープン時からずっとシニアズは置いています。40代から70代の市民の来館が多く、シニア情報は大事。観光情報もたくさんあるので、ぜひ県内各地のシニアの方にも来てもらいたい」と話していました。2階は、和室、自習室や防災・震災関連の本、絵本、私のお勧め本などがあり、“大船渡ファミリーの茶の間”なそうだ。運営は、認定NPO法人おはなしころりん(江刺由紀子理事長)。江刺理事長から紙芝居製作、読み聞かせなどの活動が盛んだと話を伺い、子どもやシニアに寄り添う運営姿勢に納得。誰でも利用しやすいよう開館時間が午前9時からなんと午後10時までとなっています。展望デッキからは大船渡港が一望でき、気分爽快でした。地元民の集いの場からスタートし“暮らすように旅する”、ぶらシニアらしい旅になりました。