シニアズが10周年を迎えています。シニアライフの応援メディアとして、内陸から沿岸まで県内各地に広がっています。これまでシニアナビでは、90代の新聞のコラムニスト、出張紙芝居を行う演劇人、読書会を主宰する文具店店主、オールシーズンの山を楽しむ山ガール、ジャズ演奏に興じる元銀行員、みちのく潮風トレイルの指導員、絵画サークルも主宰する80代庭師、ウオーキングと詩吟の指導者など100人100色のシニアの方々を取り上げてきました。皆さん生涯現役の気概で、好きなことをマイペースで、わくわくしながら続けています。
定年前までは、組織や社会的な地位・肩書などで重責を担っていた人も、定年後は自分なりの生き方を再確認し、10代に戻ったように第二の青春時代を謳歌しているようです。皆さん、まさに詩人サミュエル・ウルマンの名言「青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方を指すものである」の実践者です。“年寄りの冷や水”、“年だから”は、もう削除。令和の今は“いくつになっても”自分流でいろんなことに挑戦ができ、自分でも気付かない未知のパワーを秘めた進化系のシン・シニアの時代に入っています。盛岡市内で子ども食堂を開く予定の元教師、伊藤典子さん(70)。「音楽演奏しながらマイペースで無理せずに、楽しく頑張りたい」と同世代のシン・シニアたちと進化系パワーを発揮するようです。シニアズもシン時代ですね。
