~呼吸編①~
調子がいい体を手に入れるために必要なのは、健康の三本柱である「栄養」、「運動」、「休養」のバランスが取れていることです。
今回は呼吸の準備の運動をお伝えします。呼吸は生まれてすぐに覚える人間の運動です。正しく行うことで、姿勢を支える筋肉が働き、疲れにくくなり、新鮮な空気を取り込むことで体の巡りも整い、栄養が隅々まで行き渡るようになります。
【モニタリングA】
胸とおなかの横に手のひらをあて息を吐いたり吸ったりしてみましょう。
【フォーム】
仰向けでも座位でも立位でもできます。
【やり方】
- 人差し指が鎖骨の下を通るように、骨の中心から肩のつけ根に向かってさすりましょう(写真①)。
- 脇下から肋骨下部までさすります(写真②)。
【ポイント】
モニタリングAと同じようにしてみましょう。さする前より大きく動いていたらさすった効果です。
【モニタリングB】
顔の写真を撮り、変化を確認しましょう。
【運動の効果】
肋骨をさすることで、筋肉が整い、呼吸が楽に行える準備が整います。次回は呼吸法をご案内します。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。