冬になると運動量が減り筋活動が減少します。さらに寒さで血流が悪くなり、代謝が下がるため、冷えやむくみ・疲れやすさが出やすくなります。「呼吸でめぐる冬」を目指しましょう。
【腰椎リセット】
【モニタリングA】
胸とおなかの横に手をあてて呼吸をしてみましょう。どんなふうに動いているか確認しましょう。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
仰向けになり、首の後ろにタオルを入れます。膝を立て脚を閉じて中心軸を意識しましょう。
- 腹横筋(ウエスト辺り)に手を当てます。ため息をつくようにはーっと吐きましょう(アブブレス)。10回ほど繰り返します。
※寝る前などリラックスしたい時はこの呼吸法を試してみましょう。 - 強く短くハッハッハーと3~5回に分けて息を吐き切るように行いましょう(ストロングブレス)。10回ほど繰り返します。
※元気になりたい時、集中力を上げたい時にこの呼吸法を試してみましょう。 - 次にうつ伏せになって呼吸をしてみましょう。首の後ろに当てていたタオルをおなかの下に入れます。両手の位置はおでこの下か顎の下に起き、②と③の呼吸を行いましょう。

【ポイント】
- 息を吸ったとき、肋骨が広がるよう意識しましょう。
- 息を吐いたとき、ウエストが細くなる感覚で、肋骨が下がるよう意識しましょう。
【モニタリングB】
Ⓐと同じように呼吸の確認をしてみましょう。トレーニング前より深い呼吸になり、動きが大きくなっていればOKです。
【運動の効果】
- 腰痛の改善や予防
- 腰浮きの改善
- 骨盤周りの血流改善
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。



