想活とは
自分の家族や関わる周りの人たちに、将来、 自分のことで不便さや負担をかけないために行動することです。誰でも周りに迷惑をかけず健やかな余生を送りたいと思うもの。身近な人を思いやり、早めに動き出すことで、家族や周囲の人たちの負担や争いが減り、自分の思いを次世代に託すことにつながります。
こんなことが起こるかも! 〜困りごと6選〜
1.貴重品の場所がわからない
自分の身に何かあった時、代わりに誰かが手続きなどを行うこともあるかもしれません。そんな時、貴重品をまとめておき、置き場所の共有をすれば困らせることは少ないはずです。
2.介護の負担をかけてしまう
健康診断の受診や適度な運動をするなど健康を気にかけないと、急なけがや病気で誰かの助けが必要な状態になってしまうかも。自分の健康のために行動することも想活です。
3.不要品の処分に困る
使わなくなった家財や車などの乗り物など、放置してしまうと最終的に処分をするのは身近な家族になる可能性が。不要になったら早めに片付けを始めましょう。
4.相続で家族が争ってしまう
仲の良い家族でも、遺言書などがないと相続のときに揉めてしまうことも多いとか。誰に何をどれくらい託すかを決めておき、自分の思いを残しておくことが大切です。
5.プラスの資産を残せない
家や車など家族に資産として残したくても状態が悪いと価値が下がり、資産にならないかも。マイナス資産を相続させないためにリフォームや買い替えなど価値をあげるのも1つの手です。
6.自分の希望通りにならない
突然、病気やけがで意思表示できない状態になってしまうことも。最後はどこで過ごしたい、遺影写真はこれを使ってほしい、将来お墓をどうしたいなど事前にきちんと用意しておけば安心です。