年々、深刻化する空き家問題。令和５年の調査によると岩手県の空き家数は過去最多の約10万戸にも上ります(令和５年住宅・土地統計調査 岩手県)。各自治体でも空き家バンクや補助金など、本格的に空き家問題に取り組んでいます。

　しかし、家財整理されていることが制度の利用条件となっていることも。残置物を残したままだと害虫や害獣が発生し建物が劣化したりするなど利活用も難しくなります。

「最近では秋田や青森、宮城からも依頼がありました。他の地域と比べると岩手県の方はじっくりと依頼を検討する方が多いように感じます」と話す『トータルサポート唯一』の佐々木代表。空き家に残る家財の量も岩手は他の地域よりも多く、下の世代に負担をかけないためにも早めに対策を考えてほしいといいます。

「自宅を相続したが、何をしたら良いか分からない」、「売却や賃貸など一番良い方法を知りたい」という悩みを抱えている方が多いため、トータルサポート唯一では丁寧なヒアリングからスタート。依頼主や家の状況を把握し、希望に合わせた家財整理を行なってくれます。売却などその後の方向性が決まれば、適切な事業者を紹介し、依頼主の不安に最後まで寄り添います。 そして、経験豊富なスタッフが各地域の仕分けルールに合わせて家財整理を実施。貴重品や思い出の品が見つかれば依頼主に返却されますので安心です。

　自治体や病院、地域企業と連携し、さまざまな現場を対応。どんな空き家も整理・清掃し、官民連携で空き家対策に取り組んでいます。

　後の世代に背負わせないため早めに片付けを始めましょう。