夏の夜、足がつって目が覚めることはありませんか。暑いから涼しく…と思いがちですが、実は、体は夏のほうが冷えやすいのです。理由は、冷たい飲み物や食べ物、冷房などなど…意外に体は冷えています。
そんな冷えた体を温めるためには、湯船にきちんと浸かることが大切です。体を温めると、血行が良くなり、冷えも改善。リンパ還流も整い老廃物が排出されるようになると、内臓の働きも活発になります。結果、だるさや疲労感の改善につながります。
湯船に浸かって足首まわしをすると、これらの効果に加え、自律神経の調整にも効果的です。
【足首まわし】
【モニタリングA】
立って足裏の感覚を確認してみましょう。足裏のどこに強く体重がかかっていますか。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
手と足の指の付け根がしっかりとかみ合うように足指の間に手指を挟めます。
- 反対の手で足首をおさえ、つま先で円を描くように足首を回します。
- ゆっくり大きな丸を描くように回します。反対も同じように行いましょう。


【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
運動前と足裏の感覚を比べてみましょう。 足の裏が床にピッタリと付いている感じがします。むくみが改善され足がスッキリした感覚や軽くなった感覚があると良いです。
【運動の効果】
- 首が長くなり、背中の上部の丸まりが解消し、肩周りのコリが改善されます。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。