背骨を整えよう①

背骨を整えよう①

ゆるのび体操
健康笑顔を作る ゆるのび体操
日本コンディショニング協会認定インストラクター 中田ゆきえ先生

 朝晩の冷え込みが強まる10月。岩手では一気に秋が深まり、体調の変化を感じる方が多い季節です。特にシニア世代には、次のようなお悩みが増えてきます。

 手足の冷えやこわばり、肩や腰の重だるさ、疲れやすい、眠りが浅いなど。これらは年齢のせいだけでなく「季節の影響」と「体の使い方のクセ」が重なって起こることもあります。

【胸椎リセット】

【モニタリングA】

 仰向けに寝てみましょう。 背中のつき具合はいかがですか。肩甲骨のつき具合に差があったり、腰に浮きがあったりしませんか。

【フォーム】

 座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。

【やり方】

  1. 仰向けになり、膝を立てたら、丸めたタオルを首の後ろに入れます。

  2. 両腕を前ならえの形にします。

  3. 両腕を同時に上下に動かします(トントン)。小さく動かすようにしましょう。 

  4. 同じように左右交互に動かします(クルクル)。腕の位置を変えながら何度か繰り返してみましょう。

やり方③
やり方④

【ポイント】

 背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。

【モニタリングB】

 首後ろのタオルを抜き確認してみましょう。背中がベッタリ着いた感じになっています。

【運動の効果】

  • 背筋が伸びる。
  • 猫背、肩周りの動きの改善。 
  • 肩こりを感じにくくなる。
  • 呼吸が楽になる。
  • 寝つきが良くなりぐっすり眠れる。

 毎日のコンディショニングで、冷えやコリを予防しましょう。

日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。

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