県内各地ではこの冬、久々に同窓会、懇親会、忘年・新年会などが行われ、昭和の香りがある宴会文化が復活しているようです。どの会もアルコールやノンアルコールが入ると、にぎやかムードに一変し、あちこちで笑い声が起こります。青春時代に戻ったようなシニアの皆さんの姿も。AI社会が進展する中で、リアルな場所で人と膝を突き合わせて、一杯やりながら得られる楽しさは格別なようです。ホテルメトロポリタン盛岡で4年ぶりに開かれた某懇談会には、桜庭吉彦釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネージャーや中村一郎盛岡市副市長らに加え、なんとシニアズの川村龍雄さん、執筆陣の「シネマdeシニアズ」の山田裕幸さん、「岩手の先人こぼれ話」の佐藤竜一さんらの面々も。学生時代の思い出を語り合ったり、校歌や応援歌を歌い、親睦を深めていました。川村さんは司会や応援団員役で大活躍、山田さんと佐藤さんは、日本映画や文学談義で大盛り上がり。身長192㎝の桜庭さんは、「先輩たちに会い、話ができて楽しい。新年はラグビーでも岩手を盛り上げたい」と、一人一人と乾杯しながら歓談していました。
最近は、会社でも宴会が復活しており、若手社員には昭和レトロとして評判も上々。辰年の新年、世代を超えた宴会文化がさらに広がりそうです。