温泉 いろんな沸く沸く

温泉 いろんな沸く沸く

シニアナビ
大森ふじおのシニアナビ

盛岡生活文化研究室 大森ふじおさん

 岩手は、温泉王国。県北から県南まで県内各地には、地域独特の良質な名湯があちこちに沸いており、四季折々の自然を愛でる温泉浴は最高。芯から体が温まり、心も解きほぐされます。最近はソロ温泉達人のシニアも増えて、自在に温泉を楽しんでいる様子。石川啄木記念館の森館長(68)は「一人で県北に行き温泉に浸るとホッとします。ゆったりして気持ちがいい」と楽しんでいます。15年前から毎日温泉へ通う雫石町の石亀さん(74)は「車で10分かけ網張温泉ありね山荘に。白濁の硫黄泉が最高で生活に欠かせず、帰宅後の一杯も楽しみ」と笑顔。温泉で俳句を楽しむ俳句創作家、盛岡市の伊藤さん(68)は「長湯が好き。外の景色を楽しみながら浮かぶ句も」と。新年の一句は「露天湯につかりて仰ぐ冬の星」でした。二戸市に3月「現代の湯治場」を掲げ温泉施設「ガダルテラス金田一」がオープン。東北観光推進機構の紺野専務理事(71)は「湯治は温泉本来の利用の一つ。改めて湯治文化を楽しんでは」と話しました。温泉、いろいろな楽しみ方あり沸く沸くです。

温泉

この記事をシェアする

Facebook
Twitter