盛岡城跡公園、中津川を挟んだ菜園・紺屋町・中ノ橋通の3つのエリア、トライアングルゾーンで新たな街の歴史が始まっているようです。7月には肴町商店街の核店舗、monakaがオープンし、ゆったり空間で子ども連れやシニアたちがショッピング。10月には紺屋町の川沿いにテキスタイルや家具などを陳列した東北初のミナ ペルホネン盛岡が、築130年の古民家を黒塗りで改装し開店。来春にはレストランもスタートし、さらに話題になりそうです。そして、菜園地区では160年に及ぶ歴史のある老舗百貨店川徳とパリにも拠点を設立し、国内外で注目されている創業6年のベンチャー企業ヘラルボニーがタッグを組み、パルクアベニュー・カワトクで新事業が展開されます。来春、1階にヘラルボニーの初旗艦店「ISAI PARK」がオープンし、ショップ・ギャラリー・カフェの複合スペースが誕生予定。障がいのイメージを変える多様なプロジェクトを推進する同社は、初店舗で〝未来を可視化した公園〟を目指しており、菜園から未知の新文化発信が行われようとしています。先日のトークセッションで松田文登代表は「みんなで一緒に新しい文化を創りたい」とアピール。川徳の荒道泰之社長は「今までと違う川徳に。地域文化にも貢献したい」と話していました。歴史と自然にあふれたトライアングルゾーンでの新時代。シニアの皆さんも一緒になって大いに楽しみたいですね。