子ども食堂で音楽と手作り料理

子ども食堂で音楽と手作り料理

シニアナビ
大森ふじおのシニアナビ

MORIOKA生活文化研究室 大森ふじおさん

 音楽を交えたユニークな新たな子ども食堂「のりのりキッチン」(伊藤典子代表)がこの夏、スタート。元音楽教師グループ、ラ・フィーネやシニアたちが、子どもから保護者、地域住民の方々に音楽と手作り料理を楽しんでもらおうとボランティア活動として始めました。

 盛岡市永井のキャラホールで開催された第1回は、コンサートと食事会の2部構成。赤ちゃんから、小学生、保護者、80代の近隣住民ら40人ほどが参加。あまちゃんのテーマ曲の演奏や参加者全員で故郷を歌うなど、盛り上がりました。小学1年の児童は、「知らない歌もあったけど、とても楽しかった」とうれしそう。引き続き調理実習室で開かれた食事会では、豆腐トマトキーマカレー、野菜の冷菜だし浸しなどの栄養満点の手作り料理。子どももシニアも少しスパイスの効いたカレーを歓談しながら食べていました。小学3年のひびきさんは「とてもおいしいかった。好きなズッキーニも食べられた。ごちそうさま」と終わりのあいさつをしていました。

 最近の子ども食堂では、食事の提供や学習支援だけでなく多世代の住民との交流などの活動も増えています。伊藤代表(70)は「自分たちの特技を生かし、どんな子ども支援や地域貢献ができるか考え、このような活動になりました。みんなが楽しめるようなキッチンにしたいです」と次の活動へ意欲を見せていました。 

盛岡市永井のキャラホールで開催された、子ども食堂「のりのりキッチン」(伊藤典子代表)。ボランティア活動で行われている。
子ども食堂でのコンサートと食事会

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