岩手の11月は「体を冬仕様に切り替える」時期。冷えやコリを放っておくと、真冬に痛みが悪化しやすくなります。今のうちに整え習慣を身につけましょう 。 先月号に続き、今回は腰部の筋肉を整えます。
【腰椎リセット】
【モニタリングA】
仰向けに寝てみましょう。 腰に浮きを感じますか。どのくらいの隙間があるのか、左右差がないか確認をしましょう。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
仰向けになり、膝を立てたら、丸めたタオルを首の後ろに入れます。
- 立てた膝を骨盤の幅くらいに左右に小さく揺らします。
- 次に膝をおなかの前に持ち上げ、その膝を手で持ちます。膝裏に手を挟んでも良いです。おなかの方へ小さくトントンと引き寄せます。同時または左右交互にも行いましょう。
- ②と③を交互に繰り返しましょう。繰り返すとだんだん動きがスムーズに感じていきます。


【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
仰向けで首下のタオルをとって確認します。脚を伸ばして寝たら、腰浮きを確認しましょう。腰が床にベッタリ着く感じがします。
【運動の効果】
- 腰痛の改善や予防
- 腰浮きの改善
- 骨盤周りの血流改善
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。



