この秋、ちょっとユニークな異業種交流を目指す盛岡市100人カイギがSoRaカフェでスタート。世代や職業、肩書を超え、県内各地で頑張っている人との交流を行い、ゆるやかにつなぐ新たなコミュニティー作りへのチャレンジです。キックオフミーティングには、高校生から農家、若手起業家らに加え、シニアも参加。農業や食品、教育など5人のゲストトークに耳を傾けました。八幡平市の麹屋もとみや4代目、本宮啓さん(41)は「みそもしょうゆも麹が生んだ日本食文化の源。当社の強い麹の素晴らしさを若い層にも伝えたい」とビジョンを語りました。元県立高校長で紫波町の下町壽男さん(66)は、web上で“しもまっちハイスクール”を開校。「教育は共育、強制は共生、競争は共創に変えて、遊ぶように学んで」とユーモアたっぷりに熱弁を振るい、シニアの役割も示していました。カイギは、月1回、5人のゲストを招き、目標の100人達成で終了。同カイギ運営協議会代表のフードコンサルタント大平恭子さんは、「日頃の枠を外して交流し、わくわくするコミュニティーに」と力を入れていました。
新たな世代間交流やシニアの活躍の場にもなりそうです。