皆さんはご自分の今の精神年齢(気持ち年齢)は、何歳くらいと思っていますか。自分の実年齢通りでしょうか。それとももっと若いですか。あるいは、ずっと上と思っていますか。
当研究室では最近、60歳以上のシニアの方にいくつかの暮らし方アンケートを対面などで実施し、その中の一つに気持ち年齢の質問を入れてみました。濃厚な昭和時代を生き抜いてきた同世代のシニアの方々は、同じような回答ばかりになるのかもと思っていましたが、なんと「10年は若い気持ちで、暮らしています。今、学生時代にできなかったことに挑戦しており、第二の青春ですかな」(68歳 男性)、「状況によって変わります。同級生といるときは10代に。ママ友と一緒のときは30代に。気持ち年齢は動きますね」(69歳 女性)「気持ちは、ずっと10代ですかねえ。こんなおばあちゃんになったのに、夢みる夢子さんよ」(73歳 女性)などいろいろで、驚かされました。
そんな中で、詩吟の指導者でもある千葉節子さん(70)は、1日2万歩を歩くというスーパーシニア。「気持ち年齢は20歳くらい若い50代ですね。自分の力で働ける年代で、まだまだ現役で頑張りたいと気合を入れています。歩くと、エネルギーが沸き、脳トレにも良いですよ」と実年齢を超えて、日々の暮らしをエンジョイしているようです。気持ち年齢、アンチエイジング効果があるかもしれませんね。
