朝晩の冷え込みが強まる10月。岩手では一気に秋が深まり、体調の変化を感じる方が多い季節です。特にシニア世代には、次のようなお悩みが増えてきます。
手足の冷えやこわばり、肩や腰の重だるさ、疲れやすい、眠りが浅いなど。これらは年齢のせいだけでなく「季節の影響」と「体の使い方のクセ」が重なって起こることもあります。
【胸椎リセット】
【モニタリングA】
仰向けに寝てみましょう。 背中のつき具合はいかがですか。肩甲骨のつき具合に差があったり、腰に浮きがあったりしませんか。
【フォーム】
座位でも立位でも可能です。筋肉を元の状態に戻すリセットなので、筋肉に意識を向けず、脱力して小さく動かすことがポイントです。
【やり方】
仰向けになり、膝を立てたら、丸めたタオルを首の後ろに入れます。
両腕を前ならえの形にします。
両腕を同時に上下に動かします(トントン)。小さく動かすようにしましょう。
同じように左右交互に動かします(クルクル)。腕の位置を変えながら何度か繰り返してみましょう。


【ポイント】
背中がベッタリとついたまま行うことが大切です。肩甲骨の間が寄るように動いているといいです。
【モニタリングB】
首後ろのタオルを抜き確認してみましょう。背中がベッタリ着いた感じになっています。
【運動の効果】
- 背筋が伸びる。
- 猫背、肩周りの動きの改善。
- 肩こりを感じにくくなる。
- 呼吸が楽になる。
- 寝つきが良くなりぐっすり眠れる。
毎日のコンディショニングで、冷えやコリを予防しましょう。
※日本コンディショニング協会のメソッドを使用しています。